「胸アツ」とは意味や使い方、例文も解説

「胸アツ」の解説

「胸アツ」の解説

「胸アツ」という表現は、「物事や人物に対する喜び・興奮・感動によって気持ちが高ぶること」を意味しているネットスラングです。

「胸アツ」というネットスラングには、「これから何か良いこと(楽しいこと)が起こるだろうと期待している様子」といった意味のニュアンスも込められています。

「胸アツ」という言葉は2010年前後に2ちゃんねるやTwitterで若者を中心に使われて流行したネットスラングであり、2021年現在でもかつてほどではありませんがネット上で使われることがある言葉です。

「胸アツ」の使われ方

「胸アツ」の使われ方

「胸アツ」の使われ方は、「何かに対して強い喜びや感動を感じて気持ちが高ぶるさま」を意味して使うという使われ方になります。

「胸アツ」というネットスラングは、「強い喜び・感動・興奮・感傷を感じた時」あるいは「これから感動的なこと(良いこと)が起こるだろうと強い期待を持っている時」に使われる言葉なのです。

例えば、「ドラマが胸アツな展開になってきて次回が楽しみすぎる」「胸アツなシチュエーションで彼氏とデートするような体験が最近はまったくなくて寂しい」といった文章で使うことができます。

「胸アツ」の例文

「胸アツ」の例文

「胸アツ」を使用した例文を紹介します。

「去年公開された映画で一番胸アツな映画は、やはり『鬼滅の刃 無限列車編』でしょう」
「おばあちゃんがおじいちゃんと手をつないで歩いている姿を見て、胸アツな気分になりました」
「テレビドラマが好きな人と上手くいきそうな状況で、恋のライバルが現れるという胸アツな展開になってきました」
「彼女と一緒にいろいろな場所に出かけて胸アツになれた今年の夏を一生忘れることはないでしょう」
「大好きなアーティストが地元の会場に来てくれるという話を聞いて、今からドキドキして胸アツです」

「胸アツ」の類語・言い換え表現

「胸アツ」の類語・言い換え表現

「胸アツ」の類語・言い換え表現として、「胸が熱くなる・胸が高鳴る・ときめく・ハイテンション・興奮する・期待する」などがあります。

「胸アツ」というネットスラングは「胸が熱くなることの略語」であり、「感動・興奮・喜びによって胸がときめいたり高鳴ったりするさま」を意味しています。

「胸アツ」の表現には、「何か感動的な物事(楽しいこと)があって興奮すること・ハイテンションになること」「これから良いことがあるだろうと思って期待しているさま」の意味合いもあります。

それらの意味合いから、「胸アツ」と類似した意味を持っている類語・言い換え表現として、「胸が熱くなる・胸が高鳴る・ときめく・ハイテンション・興奮する・期待する」を挙げられます。

「胸アツ」の対義語

「胸アツ」の対義語

「胸アツ」の対義語として、「冷める・覚める・ローテンション・白ける・興味がない・期待できない」などがあります。

「冷める」とは「熱していた気持ちが衰えること」「覚める」とは「熱狂していた気持ちが落ち着いて我に返るさま」を意味している言葉です。

「白ける」という表現は、「興味関心が持てずに盛り上がらないさま」といった意味合いを持っています。

「胸アツ」には「これから感動的な物事が起こると思って期待しているさま」の意味があるので、それとは反対の意味を持つ言葉として、「期待できない・ローテンション(テンションが低くて盛り上がらない)」を指摘することができます。

それらの意味合いから、「胸アツ」と反対の意味を持っている対義語として、「冷める・覚める・ローテンション・白ける・興味がない・期待できない」を挙げることができます。

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