この記事では、「拠所無い」の意味を分かりやすく説明していきます。
「拠所無い」とは?意味
「拠所無い」とは?意味
「拠所無い(よんどころない)」とは、それ以外に取るべき方法が無く、そうする他にない、どうにもならないことを意味しています。
また、「拠所無い」は「拠ん所無(な)い」と表すこともできます。
「拠所無い」の概要
「拠所無い」の概要
「拠所無い」の「拠所」は「拠り所」のことで、いざという時に頼りになったり、支えとなるものを指しています。
なので、「拠所無い」で、いざという時に頼りになったり、支えとなるものが無く、どうすることもできないと言う意味になります。
「やむを得(え)ない」、「仕方(しかた)ない・仕方がない」、「已(や)むない」、または「致し方ない」などが挙げられます。
「拠所無い」の言葉の使い方や使われ方
「拠所無い」の言葉の使い方や使われ方
・『大変申し訳ございませんが、拠所無い事情があり、欠席させていただきます』
・『欲しいものがすでに完売していて、拠所無く、他のものを選ばなければならなかった』
・『拠所無い事情であれば、仕方のないことだ』
・『これ以上は難しいと思い、拠所無く、引き返すことにした』
まとめ
まとめ
何らかの誘いをお断りするときなどにも、「拠所無い」を使うことがあります。
具体的に行けない理由を述べなくても、「拠所無い事情」で伝えることができます。
このような場合の「拠所無い」の言葉は、相手の失礼にならないように使っていきたいものです。