この記事では、「まな板の鯉」の意味を分かりやすく説明していきます。
「まな板の鯉」とは?意味
「まな板の鯉」とは?意味
「まな板の鯉」とは、「なすすべのない状況」を示す言葉です。
鯉の立場で考えた場合に、まな板というフェーズまで到達してしまっては、自分の運命を切り開く手段がないのです。
そのため、相手の意向のままに、あとは捌かれるのを待つばかりということになります。
このように、何もできることがない、解決の手段がない状況のことを「まな板の鯉」と表現できるのです。
「まな板の鯉」の言葉の使い方や使われ方
「まな板の鯉」の言葉の使い方や使われ方
たとえば、あなたが面接することになったとします。
それは、昇格のための面接で、相手は役員の一人でした。
このような場合に、「まるで、まな板の鯉にでもなった気分でした」と述べるとよいでしょう。
これにより、なすすべもなく質問に答えていた様子を上手に表現できるのです。
「まな板の鯉」の例文
「まな板の鯉」の例文
「まな板の鯉」を使った例文を挙げます。
・『まな板の鯉のような状況でできることは限られています』
・『できることは全てやったので、あとはまな板の鯉と言えます』
・『反論することもできずに、まな板の鯉にでもなった気分でした』
まとめ
まとめ
このように「まな板の鯉」は「なすすべのない状況」を意味する言葉です。
様々な場面で使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。