「時差スタグラム」とは意味や使い方、例文も解説

「時差スタグラム」の解説

インスタグラムの投稿をリアルタイムではなく、時間差で投稿することを「時差スタグラム」と言います。

「時差」と「インスタグラム」を組み合わせて「時差スタグラム」という言葉が生まれました。

主に「#時差スタグラム」のようにハッシュタグを使用して投稿されています。

最初は若者が写真の加工に時間がかかり、投稿するまでにタイムラグがあったことから言われ始めました。

「時差スタグラム」は、2019年のギャル流行語大賞にノミネートされるほど若者の間で流行っている言葉です。

「時差スタグラム」の使われ方

インスタグラムを投稿する際に「時差スタグラム」をする理由は主に3つあります。

1つ目は、写真を加工してから投稿したいからです。

特に自分が写っている写真などをきれいに加工してから投稿したい為に、加工に時間がかかり結果的にリアルタイムではなく、時間がたってから写真を投稿することで「時差スタグラム」になります。

加工に時間がかかり撮影から投稿までにタイムラグが生まれたことが「時差スタグラム」という言葉が使われ始めたきっかけと言われています。

2つ目は、身バレを防ぐためです。

主に有名人が、今いる場所が特定されてバレてしまうと大変なので時間を置いてから投稿することにより「時差スタグラム」となります。

一般の人でも検索機能などが使われて居場所が特定されてしまう事を恐れて、自分を守るために「時差スタグラム」をする人も多いようです。

アカウントが特定されてしまうと自宅の場所や、生活パターンがバレてしまい危険な事もあるようです。

インスタグラムの投稿が原因で居場所や個人情報が流出してしまう恐れがあるので、防犯上の面でも「時差スタグラム」が浸透しているのは良い事だと言われています。

3つ目は、たくさんの人に自分の投稿を見てもらいたいからです。

たくさんの人が投稿する時間だと自分の投稿が埋もれてしまうことを避けて、目立つようにあえて時間をずらして投稿する人が少ない時間を狙って投稿するので「時差スタグラム」となります。

成人式や卒業式などたくさんの人が同じ内容で投稿する事が多い時期などでも、自分の投稿が埋もれてしまうのでわざとその時期をずらして投稿する人も多いようです。

逆に同じ投稿が増えてしまうという事を気遣って自分は時期をずらそうという考えから「時差スタグラム」をする人もいます。

「時差スタグラム」の例文

例文1
・『昨日食べた夕食を今日の朝「#時差スタグラム」とタグ付けして投稿した』
例文2
・『一か月前に行った旅行の写真を「時差スタグラム」とタグ付けして投稿した』
例文3
・『写真の加工に時間がかかってしまったので「時差スタグラム」になってしまった』
例文4
・『浮気がバレてしまわないように「時差スタグラム」をした』
例文5
・『いいねが欲しいのでたくさんの人が見ている時間に「時差スタグラム」をした』

「時差スタグラム」の類語・関連語

「時差スタグラム」と同じように使われている言葉として「時差スタグラム」を略して「時差グラム」があります。

インスタグラムだけでなく、ツイッターやフェイスブックなど他のSNSでの投稿を時間差で行うときに使われる「時差投稿」があります。

「時差スタグラム」の対義語

「時差スタグラム」の対義語として使われている言葉は「リアルタイム投稿」です。

「時差スタグラム」と違い今いる場所や、食べているものなどをリアルタイムで投稿することを「リアルタイム投稿」と言います。

特にインスタグラムのストーリー機能ではリアルタイムで投稿する人が多いようです。