「河童の川流れ」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「河童の川流れ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「河童の川流れ」とは?意味

「河童の川流れ」は「かっぱのかわながれ」と読みます。

意味は「どんな達人や名人でも時には失敗することがあること」のたとえです。

あるものごとに素晴らしく長けている人であっても、ちょっとした油断やタイミングの悪さなどにより、思わぬ失敗をすることがあるので、気を引き締めて行動する様にとの教訓です。

「河童の川流れ」の概要

「河童の川流れ」の「河童」は非常に泳ぎが上手な想像上の生き物です。

水中を泳いてやってきて、子供の足を引っ張っておぼれさせるといういたずらをする妖怪として知られています。

転じて「河童」は「泳ぎの達人」という意味もあり、「泳ぎが達者な河童でも川に流されること」から、「達人でも気を許すと失敗する」という意味で使われています。

「河童の川流れ」の言葉の使い方や使われ方

「河童の川流れ」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『プロの演奏家が間違えるとは河童の川流れだ』
・『料理人が包丁で指を切るとはまさに河童の川流れだ』
・『彼女がタイプミスするとはめずらしい、河童の川流れだ』

まとめ

今回は「河童の川流れ」について紹介しました。

「河童の川流れ」は「泳ぎが達者な河童でも川に流されること」から転じて「達人でも気を許すと失敗すること」という意味のことわざ、と覚えておきましょう。