「蝶よ花よ」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「蝶よ花よ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「蝶よ花よ」とは?意味

「蝶よ花よ」の読みは「ちょうよはなよ」で、「親が自分の子供を非常にかわいがり、大切にすること」を比喩的に表現する慣用句です。

ここで「蝶」はもちろん昆虫の「蝶」で、「花」は植物の「花」で、「可愛く美しいもの」の代表として使われています。

すなわち、「蝶や花のように、可愛く美しく育ってほしいとの親心」を表現する言葉とも言えます。

「蝶よ花よ」の概要

「蝶よ花よ」の言葉は、平安時代からあった言葉で、当初は「花よ蝶よ」と、順序が逆であったとされています。

また、「相手をおだてたり、機嫌をとったり、甘やかしたりすること」を「ちやほや」と言いますが、この「ちやほや」は「花や蝶や」が「蝶や花や」と変化した頃に、それを省略する形で生まれた言葉だと言われています。

ただし、現在では「蝶や花や」と「ちやほや」は意味の異なる言葉として使われています。

「蝶よ花よ」の言葉の使い方や使われ方

・『自分の子供を蝶よ花よと育てるのは、まさに親心と言うものです』
・『彼女は美しく、おしとやかで、ご両親が蝶や花よと育てられたことが感じられます』
・『彼がわがままで泣き虫なのは、親御さんが蝶や花よと、甘やかして育てられたからでしょう』

まとめ

「蝶よ花よ」とは、「親が自分の子供を非常にかわいがり、大切にすること」を比喩的に表現する慣用句です。