「蜘蛛の子を散らす」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「蜘蛛の子を散らす」の意味を分かりやすく説明していきます。

「蜘蛛の子を散らす」とは?意味

「蜘蛛の子を散らす」とは、「多数のものが散りぢりになって逃げる様子」を示す言葉です。

蜘蛛の子供は袋に何匹も入っており、これを破ると四方八方に逃げ散るのです。

このことを表して、逃げる様子を例える言葉として使用されるようになったのでしょう。

「蜘蛛の子を散らす」の言葉の使い方や使われ方

たとえば、とても嫌われている上司がいたとします。

上司は誰を見ても罵倒するので、皆は近づかないようにしていました。

「彼が近くに来ると、蜘蛛の子を散らすように周囲から人がいなくなります」と述べるとよいでしょう。

これにより、四散して逃げていく様子を、上手に比喩表現できるのです。

「蜘蛛の子を散らす」の例文

「蜘蛛の子を散らす」を使った例文を挙げます。

・『蜘蛛の子を散らすようにいなくなった』
・『彼が近づくと、皆は蜘蛛の子を散らすように立ち去った』
・『子供たちは、鬼が来ると蜘蛛の子を散らすように逃げて行った』

まとめ

このように「蜘蛛の子を散らす」は、「多数のものが散りぢりになって逃げる」ことを意味する言葉です。

様々な場面で使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。