この記事では、「風上にも置けない」の意味を分かりやすく説明していきます。
「風上にも置けない」とは?意味
「風上にも置けない」とは?意味
「風上にも置けない」は「かざかみにもおけない」と読みます。
意味は「その種類のものとしてとても認められないこと」で、同じ種類に入るものとして到底考えられないほど、程度が低い様子のことです。
ある人の言動や、物の性質などが非常に劣っていて、排除したいと思うことを言います。
対象となるものに対して強い嫌悪感を持つ、良くない意味の言葉です。
「風上にも置けない」の概要
「風上にも置けない」の概要
「風上にも置けない」の「風上」は、「風が吹いてくる方向」という意味、「置けない」は「そこにあってはならない」という意味です。
「臭いものは風の吹いてい来る方向にあってはならない」という意味から使われている慣用句で、「臭いもの」が「程度の低い人や物」を表しています。
より相手への嫌悪感を表す為に「も」を付けて意味を強調しています。
「風上にも置けない」の言葉の使い方や使われ方
「風上にも置けない」の言葉の使い方や使われ方
「風上にも置けない」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼はスポーツマンの風上にも置けない』
・『あの人は医者の風上にも置けない』
・『パワハラするとは上司の風上にも置けない』
まとめ
まとめ
今回は「風上にも置けない」について紹介しました。
「風上にも置けない」は「臭い物が風の吹く方にあると耐え難い」から転じて「その種類のものとしてとても認められないこと」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。