この記事では、「飛んで火に入る夏の虫」【とんでひにいるなつのむし】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。
「飛んで火に入る夏の虫」とは?意味
「飛んで火に入る夏の虫」とは?意味
自ら危険をかえりみず、飛び込んでいくことを「飛んで火に入る夏の虫」【とんでひにいるなつのむし】と言います。
虫は明るいところに集まりますが、照明の熱で焼け焦げて死んでしまう結末が待っています。
このことが転じて、普通であれば避けるような災いの中に進んで飛び込む人の行為を指すようになりました。
「飛んで火に入る夏の虫」の言葉の使い方や使われ方
「飛んで火に入る夏の虫」の言葉の使い方や使われ方
自分の方から進んで困難に立ち向かい、つらい目に遭っても苦痛に感じない人の行為を「飛んで火に入る夏の虫」と言います。
危険を顧みず、率先して過酷な問題に取り組み、周囲を驚かせる人もいるなど好んで災難に飛び込み、ひどい結果になるさまをあざ笑うとき使われている言葉です。
「飛んで火に入る夏の虫」の例文
「飛んで火に入る夏の虫」の例文
「飛んで火に入る夏の虫」を使った例文を挙げます。
・『後先も考えないで川に飛び込む彼は飛んで火に入る夏の虫だ』
・『黒帯の彼女の胸倉を掴む彼氏は飛んで火に入る夏の虫だ』
・『夫婦喧嘩して苛立つ親にお小遣いが欲しいと言うのは、飛んで火に入る夏の虫になる』
まとめ
まとめ
まるで危険も顧みずに自ら危険な状況に飛び込んでいく人を虫に例えて、浅はかな行為を揶揄する状況で使ってみるといいでしょう。