この記事では、「食い入るように見る」の意味を分かりやすく説明していきます。
「食い入るように見る」とは?意味
「食い入るように見る」とは?意味
「食い入るように見る」は「くいいるようにみる」と読みます。
意味は「ある物に視線を集中してじっと見つめる様子」です。
ひとつの物に興味を示し、そこからじっと動かず、顔を近づけて瞬きする間も惜しんで真剣に見つめる様子のことです。
非常に珍しいものや、その人が特別興味・関心を持つものが目の前にある時に使われる言葉です。
「食い入るように見る」の概要
「食い入るように見る」の概要
「食い入るように見る」は、「食い+入る+よう+に+見る」で成り立っています。
「食い」は動詞「食う」の連用形で「食べる」から転じて「他の勢力範囲・領域に入り込む」という意味、「入る」は「動詞の連用形に付き、その動作や状態の程度が非常に深い様子」という意味、「よう」は「ものごとの様子」という意味、「に」は助詞、「見る」は「視力でものをとらえる」という意味です。
「視線が対象物に深く入り込む様子」から転じて「真剣に集中してじっと見つめる様子」として使われています。
「食い入るように見る」の言葉の使い方や使われ方
「食い入るように見る」の言葉の使い方や使われ方
「食い入るように見る」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『子供がパンダを食い入る様に見る』
・『アイドルの新しい動画を食い入るように見る』
・『貯金通帳を食い入る様に見る』
まとめ
まとめ
今回は「食い入るように見る」について紹介しました。
「食い入るように見る」は「視線が深く入り込む様子」から転じて「真剣にじっと見つめる様子」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。