この記事では、「烏有に帰す」の意味を分かりやすく説明していきます。
「烏有に帰す」とは?意味
「烏有に帰す」とは?意味
「烏有に帰す」は「うゆうにきす」と読みます。
これは、「何もない状態になること」を意味する言葉として使用されます。
「烏有」とは、「まったく何もないこと」を意味する言葉なのです。
ここでの「烏」は「からす」のことではなく、「いずくんぞ」の意味で使用されています。
そのため、「烏有」は「いずくんぞあらんや」のことであり、「どうしてあるだとうか」と同義になるのです。
「烏有に帰す」の言葉の使い方や使われ方
「烏有に帰す」の言葉の使い方や使われ方
たとえば、近くで大きな火事がありました。
そして、そして火事があった建物では、全てが燃え尽きてなくなってしまったのです。
このような場合に、「たった一回の火事で烏有に帰す事になるとは」と述べるとよいでしょう。
これにより、何もなくなることを、少し格好良く表現できるのです。
「烏有に帰す」の例文
「烏有に帰す」の例文
「烏有に帰す」を使った例文を挙げます。
・『火事により烏有に帰すのは悲しいことだ』
・『大規模な火災によって、町は烏有に帰すことになった』
・『火災によって、家財も含めて全てが烏有に帰すにいたった』
まとめ
まとめ
このように「烏有に帰す」は、「何もない状態になること」を意味する言葉です。
様々な場面で使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。