「総なめにする」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「総なめにする」の意味を分かりやすく説明していきます。

「総なめにする」とは?意味

「総なめにする」とは?意味

「総なめにする」「総嘗めにする」と書き、意味は以下の通りです。

1つ目は「災害などが全体に及ぶこと」という意味で、火災や水害などの被害が地域一帯に広がることです。

2つ目は「勝負で相手を全員負かすこと」という意味で、対戦した相手に全て勝利することです。

3つ目は「賞を全て獲得すること」という意味で、その時に設定された賞を全て受賞することです。

上記に共通するのは「全体に及ぶ」という意味です。

「総なめにする」の概要

「総なめにする」の概要

「総なめにする」「総」は名詞に付いて「全部の」「すべての」という意味、「なめ」は動詞「嘗める(なめる)」の名詞形で「舌の先でなでる様に触れること」から転じて「炎が這う様に燃え広がる」という意味です。

「全て下で撫でまわすこと」から転じて「炎が全体に燃え広がる」になり、更に「全ての賞を獲得する」という意味で使われる様になりました。

「総なめにする」の言葉の使い方や使われ方

「総なめにする」の言葉の使い方や使われ方

「総なめにする」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『彼女は今年の個人戦・団体戦でメダルを総なめにした』
・『この作品はアカデミー賞で各部門のタイトルを総なめにした』
・『山火事がふもとの集落を総なめにする』

まとめ

まとめ

今回は「総なめにする」について紹介しました。

「総なめにする」「災害が全体に及ぶ」「勝負に全て勝つ」「賞を全て獲得する」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。

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