「群羊を駆って猛虎を攻む」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「群羊を駆って猛虎を攻む」の意味を分かりやすく説明していきます。

「群羊を駆って猛虎を攻む」とは?意味

「群羊を駆って猛虎を攻む」は「ぐんようをかってもうこをせむ」と読みます。

意味は「弱い者を集めて強い者に立ち向かおうとすることのたとえ」という意味です。

昔の戦で使われていた言葉ですが、現在では初心者が集団で一人のベテランに挑戦する時などに使われます。

「群羊を駆って猛虎を攻む」の由来は中国の歴史的書物「戦国策」の一節にあります。

「羊は虎よりはるかに弱いが、その弱い羊が群れをなして一匹の虎を攻めれば、さすがの虎も勝てない」という意味から、「弱い者を寄せ集めて、強い者に立ち向かえば勝てる可能性がある」というたとえとして使われる様になりました。

「群羊を駆って猛虎を攻む」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『今回のコンペは群羊を駆って猛虎を攻むことになる』
・『このプロジェクトチームは群羊を駆って猛虎を攻むと言える』
・『子供だとあなどると、群羊を駆って猛虎を攻むの通りになる』

今回は「群羊を駆って猛虎を攻む」について紹介しました。

「群羊を駆って猛虎を攻む」は「弱い羊が群れて虎を攻めること」から転じて「弱い者を集めて強い者に立ち向かかうこと」という意味のことわざ、と覚えておきましょう。