「術中覚醒」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「術中覚醒」の意味を分かりやすく説明していきます。

「術中覚醒」とは?意味

「術中覚醒」は、「全身麻酔の手術中に意識だけが覚醒してしまう事象」のことです。

これは、「アネセシア・アウェアネス」とも呼ばれるものです。

これは、全身が動かない状態、しゃべられない状態なのに、手術だけが進行するという「ぞっとする」状況を示す言葉なのです。

たとえば、あなたが入院していたとします。

そして、次の手術では全身麻酔されることが決まっていました。

このような場合に、「術中覚醒だけはしないように、今から神様に祈っておきます」と述べるとよいでしょう。

これにより、手術中に意識だけが覚醒することを、四字熟語で表現できるのです。

「術中覚醒」を使った例文を挙げます。

・『術中覚醒は、想像しただけでも恐ろしい現象だ』
・『術中覚醒した際に、担当医が遊園地の話をしていたそうだ』
・『手術中に意識だけが覚醒する事象は、術中覚醒と呼ばれている』

このように「術中覚醒」は、「全身麻酔の手術中に意識だけが覚醒してしまう事象」を示す言葉です。

様々な場面で使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。