「術中に陥る」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「術中に陥る」の意味を分かりやすく説明していきます。

「術中に陥る」とは?意味

「術中に陥る」の読みは「じゅっちゅうにおちいる」で、「相手の計略にひっかかること」を意味する慣用句です。

「術中」とは、「相手の仕掛けたわなや、計略や戦術」を意味し、「陥る」は「 落ちて中に入ることや、はまること」を意味することから、「術中に陥る」は「相手の計略にひっかかること」の、意味となるのです。

「術中に陥る」の概要

「術中に陥る」の慣用句は、「相手の仕掛けたわなや、計略や戦術にはまること」なので、同じ失敗をしたり、競合に敗退した場合でも、相手が意図して仕掛けたことが原因ではなく、自分達の判断ミス等で失敗や敗退した場合には、この慣用句は使いません。

また、この「術中に陥る」の慣用句は、「術中にはまる」との言い換えで使われることも多く、こちらも慣用句となっています。

「術中に陥る」の言葉の使い方や使われ方

・『先日のサッカーの試合では、相手チームの作戦の術中に陥り、大敗を喫しました』
・『競合会社の術中に陥らないように、その会社の戦術分析を十分に行った』
・『彼はまんまと、ライバルの術中に陥った』

まとめ

「術中に陥る」とは、「相手の計略にひっかかること」を意味する慣用句です。