「鳥無き里の蝙蝠」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「鳥無き里の蝙蝠」の意味を分かりやすく説明していきます。

「鳥無き里の蝙蝠」とは?意味

「鳥無き里の蝙蝠」とは、「鳥がいない場所では、蝙蝠が幅を利かせている」ことを意味します。

なお、「蝙蝠」は「こうもり」と読みます。

これが転じて、本当に優秀な人がいない集団においては、少し才能のあるものが偉そうな顔をしていることを示して使われるのです。

「鳥無き里の蝙蝠」の言葉の使い方や使われ方

たとえば、あなたの部門に少しコンピュータに詳しい人物がいました。

それは趣味レベルの知識でしたが、彼はかなり大きな顔をしているのでした。

このような場合に、「彼の態度は、鳥無き里の蝙蝠のようです」と述べるとよいでしょう。

これにより、小さい集団の中で少し詳しいだけの人物のことを、上手に言いかえて表現できるのです。

「鳥無き里の蝙蝠」の例文

「鳥無き里の蝙蝠」を使った例文を挙げます。

・『彼の能力など、鳥無き里の蝙蝠にすぎない』
・『皆はありがたがっているが、鳥無き里の蝙蝠なだけです』
・『実力があるように見えるものの、ただの鳥無き里の蝙蝠である』

まとめ

このように「鳥無き里の蝙蝠」は、「本当に優秀な人がいない集団においては、少し才能のあるものが偉そうな顔をしている」ことを表す言葉です。

様々な場面で使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。