この記事では、「鳥雲に入る」の意味を分かりやすく説明していきます。
「鳥雲に入る」とは?意味
「鳥雲に入る」とは?意味
「鳥雲に入る」は、「とりくもにいる」と読みます。
これは、春を表す季語の一種です。
渡り鳥は春になると北へ帰っていきます。
春の空に浮かぶ雲の中に、その渡り鳥が入っていき見えなくなる情景を表現したのが、「鳥雲に入る」なのです。
この言葉を一言添えるだけで、挨拶や文章が季節感を感じるものになるのです。
「鳥雲に入る」の言葉の使い方や使われ方
「鳥雲に入る」の言葉の使い方や使われ方
たとえば、あなたが取引先にメールを書くことにしたとします。
そのメールは、少しかしこまった内容で挨拶や日頃の感謝を述べるものでした。
そして、このような場合に、メールどう書き出せばよいかが分からないのでした。
このような場合に、「鳥雲に入る季節、ますますご盛栄のこととお慶びいたします」と述べるとよいでしょう。
これにより、季節感のある挨拶文を述べたうえで、メールの本題に入る事ができるのです。
「鳥雲に入る」の例文
「鳥雲に入る」の例文
「鳥雲に入る」を使った例文を挙げます。
・『鳥雲に入る季節になりましたが、お変わりございませんか』
・『鳥雲に入るこの頃、ますますご盛栄のこととお慶び致します』
・『鳥雲に入る候、貴殿においては一層ご清祥のことと存じ上げます』
まとめ
まとめ
このように「鳥雲に入る」は、春を表す季語の一種です。
挨拶文などで使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。