この記事では、「鴨が葱をしょって来る」の意味を分かりやすく説明していきます。
「鴨が葱をしょって来る」とは?意味
「鴨が葱をしょって来る」とは?意味
「鴨が葱をしょって来る」は「鴨が葱を背負って来る」と書き、「かもがねぎをしょってくる」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「自分にとて都合の良いことが重なること」という意味で、滅多にない好機が続けてやってくることです。
2つ目は「相手がこちらの望み通りに行動してくれること」という意味で、利用しようとしていた相手が、更に都合の良いものをたずさえてやってくることです。
上記に共通するのは「うまいことが重なる」という意味です。
「鴨が葱をしょって来る」の概要
「鴨が葱をしょって来る」の概要
「鴨が葱をしょって来る」は「鴨ネギ」と略して使われることもあります。
昔から鴨肉はネギと相性が良く、「鴨鍋」として親しまれています。
食べられる存在の鴨が、自らネギを背負ってやってくれば、すぐに鴨鍋が食べられることから、好都合な状態のたとえとして使われる様になりました。
「鴨が葱をしょって来る」の言葉の使い方や使われ方
「鴨が葱をしょって来る」の言葉の使い方や使われ方
「鴨が葱をしょって来る」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『顧客が知人を紹介してくれるとは、鴨が葱をしょって来た』
・『美人の女性が更に美人の姉妹を連れて来た、鴨が葱をしょって来るとはこのことだ』
・『両親から金は出すから一緒に旅行に言ってくれと頼まれた、鴨が葱をしょって来た様だ』
まとめ
まとめ
今回は「鴨が葱をしょって来る」について紹介しました。
「鴨が葱をしょって来る」は「鴨がネギを背負ってくればすぐに鴨鍋にできる」から転じて「自分に都合の良いことが重なること」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。