この記事では、「手を抜く」の意味を分かりやすく説明していきます。
「手を抜く」とは?意味
「手を抜く」とは?意味
「手を抜く」の読みは「てをぬく」で、「必要な手間を省略することや、仕事などをいい加減にすること」を意味する慣用句です。
この言葉の語源は囲碁にあるとされています。
囲碁の対局で、戦いが集中しているエリア以外に効率の良い所を見つけて石を打つことを「手を抜く」と呼んでいたそうです。
それがいつしか変化して、江戸時代に現在の意味で使われるようになったとのことです。
「手を抜く」の概要
「手を抜く」の概要
「手を抜く」の意味は、「必要な手間を省略することや、仕事などをいい加減にすること」であり、一般的には「手を抜く」のは良くないと言ったシーンで使われます。
しかし、余りにも根を詰めて仕事等に没頭している様子を見て、身体を気遣い「少しは手を抜けば良い」と使うケースもあります。
この「手を抜く」の言い換えとしては、「雑にする」や「適当にする」や「サボる」などが挙げられます。
「手を抜く」の言葉の使い方や使われ方
「手を抜く」の言葉の使い方や使われ方
・『どんな仕事でも手を抜くと、思わぬ問題に発展することがあります』
・『毎日遅くまで、仕事に没頭していると身体を壊すよ。少しぐらい手を抜くことを覚えた方が良い』
まとめ
まとめ
「手を抜く」とは、「必要な手間を省略することや、仕事などをいい加減にすること」を意味する慣用句です。