この記事では、「犬馬の労を取る」の意味を分かりやすく説明していきます。
「犬馬の労を取る」とは?意味
「犬馬の労を取る」とは?意味
「犬馬の労を取る」は「けんばのろうをとる」と読みます。
意味は「主君や他人の為に力を尽くすことのへりくだった表現」です。
自分の上司や他人の為に一生懸命働きながら、「大したことはしていない」と謙遜することを言います。
実際に何か手柄を立てながらもへりくだり、周囲に自分をアピールする時に使われます。
「犬馬の労を取る」の概要
「犬馬の労を取る」の概要
「犬馬の労を取る」は、「犬や馬を卑しい者に見立てていること」が由来になります。
「犬や馬の様に卑しい者が、その程度の働きしかしていない」とへりくだって言うことから使われる様になりました。
中国では昔から自分が苦労したことを謙遜して伝える習慣があり、日本に伝わり「犬や馬程度のちょっとした働き」として使われる様になったのです。
「犬馬の労を取る」の言葉の使い方や使われ方
「犬馬の労を取る」の言葉の使い方や使われ方
「犬馬の労を取る」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『世話になった上司の為に犬馬の労を取る』
・『起業してしばらく犬馬の労を取ることになる』
・『会社を存続させる為に犬馬の労を取る』
まとめ
まとめ
今回は「犬馬の労を取る」について紹介しました。
「犬馬の労を取る」は「味は「主君や他人の為に力を尽くすことのへりくだった表現」という意味のことわざ、と覚えておきましょう。