「狆が嚔をしたよう」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「狆が嚔をしたよう」の意味を分かりやすく説明していきます。

「狆が嚔をしたよう」とは?意味

「狆が嚔をしたよう」は「ちんがくしゃみをしたよう」と読みます。

意味は「ひどく滑稽でみっともない顔つきのこと」です。

具体的にどの様な目鼻立ちという基準はありませんが、パッと見て「くしゃっとつぶした様な顔」「平たくてみっともない顔」など、印象の良くない顔立ちのことを言います。

良くない意味の言葉で、人に使う場合には注意が必要です。

「狆が嚔をしたよう」の概要

「狆が嚔をしたよう」の「狆」は、「小型犬の一種で、目鼻が中央に集まり、平たくてくしゃっとつぶれた顔をしている」という特徴があります。

ただでさえくしゃっとした顔をしているのに、その狆がくしゃみをすることでより滑稽でみっともない顔になることから、使われる様になりました。

略して「ちんくしゃ」とも呼ばれ、人の容姿をののしる時に使われる悪い意味の言葉です。

「狆が嚔をしたよう」の言葉の使い方や使われ方

「狆が嚔をしたよう」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『生まれたばかりの赤ちゃんはみな狆が嚔をしたようだ』
・『動物園に狆が嚔をしたようなサルがいた』
・『かわいいとほめるつもりで、狆が嚔をしたようなどと言って女性を怒らせた』

まとめ

今回は「狆が嚔をしたよう」について紹介しました。

「狆が嚔をしたよう」は「ひどく滑稽でみっともない顔つきのこと」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。