この記事では、「猫の手も借りたい」の意味を分かりやすく説明していきます。
「猫の手も借りたい」とは?意味
「猫の手も借りたい」とは?意味
「猫の手も借りたい」は、忙しさのあまりに猫の手でもよいので助け舟として借りたいという意味です。
なお、この言葉はあくまでことわざなので、物の例えとして言っているだけで、実際に猫に助け舟を出して助けてもらおうという意図はありません。
「猫の手も借りたい」の概要
「猫の手も借りたい」の概要
このことわざは、猫という存在は獲物を取ることにかけては優秀であるがゆえ、ハンターとしてであれば、お力を借りて助けてほしいというものでした。
ただ、人形浄瑠璃などの文献に登場してから、だんだんと意味合いが変化して、だれでもよいからその手を借りたいという意味に変化したと言われています。
「猫の手も借りたい」の言葉の使い方や使われ方
「猫の手も借りたい」の言葉の使い方や使われ方
「猫の手も借りたい」は、とりあえず誰でもよいのでその力を借りたいという意味で使用します。
まとめ
まとめ
「猫の手も借りたい」は、言い方次第では、だれでもよいので手助けしてほしいという意味になりますので、ものすごく失礼な言葉になり得ます。
例をあげますと、そのようなお仕事をしたことが無い人物に対して、「猫の手も借りたいのですが」と話を切り出せば、だれでもできるような仕事を紹介したという意味になるので、とても失礼です。
よって、だれでもよい、だれでもできるような何かだというような言い回しである「猫の手も借りたい」は扱いに注意する必要があることわざです。