「甲羅が生える」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「甲羅が生える」はどのような意味で使われることわざなのでしょうか。

今回は、「甲羅が生える」の意味について解説します。

「甲羅が生える」とは?意味

「甲羅が生える」とは、「年齢を重ねることで一筋縄ではいかない頭の良さを身につけること」を意味することわざです。

「甲羅が生える」の概要

若いうちは素直でだまされやすい人でも年齢を重ねて経験を積むうちに世の中のいろいろなことを学び賢くなっていくものです。

年齢を重ねて様々な知識や経験を身につけ世渡りの上手さなど手放しでは褒められない類の賢さを身に付けることを「甲羅が生える」といいます。

「甲羅が生える」の「甲羅」は亀の背中にある甲羅のことです。

長寿の生き物の代表である亀は老練さや老獪さの象徴でもあります。

年齢で身につく一筋縄ではいかない賢さを亀の甲羅になぞらえたことわざが「甲羅が生える」です。

「甲羅が生える」の言葉の使い方や使われ方

『未経験だったから甲羅が生える程の年齢になったことを思うと感慨深い』
『優秀ではあるものの甲羅が生えるまでにはもう少し挫折も必要だ』

まとめ

「甲羅が生える」は経験による成長をたたえつつも純粋さを失い擦れてしまった様子を少しだけ嘆いています。

手放しで褒めている言葉ではないので使い方に注意しましょう。