この記事では、「血道を上げる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「血道を上げる」とは?意味
「血道を上げる」とは?意味
「血道を上げる」の読みは「ちみちをあげる」で、「色恋や趣味・道楽などに分別を失うほど熱中すること」を意味する慣用句です。
ここで使われている「血道」とは、「血管」のことで、血管内を通る血流のスピードが上がるほど、「ものごとに熱中すること」を「血道を上げる」と表現するようになったのが、言葉の由来です。
「血道を上げる」の概要
「血道を上げる」の概要
この「血道を上げる」の慣用句は、ネガティブな意味で使われることもありますが、逆に素晴らしいとポジティブに使われることもあります。
すなわち言葉自身は客観的に状況を表すだけと言えます。
「血道を上げる」の類語や言い換えとしては、「死力を注ぐ」や「がむしゃらになる」等が挙げられます。
「血道を上げる」の言葉の使い方や使われ方
「血道を上げる」の言葉の使い方や使われ方
・『彼はここ数ヶ月間、展覧会に出展する作品の制作に血道を上げている』
・『彼は新たに職場に配属された新人女性社員に一目ぼれし、以来彼女に血道を上げている』
・『血道を上げるほどの趣味があることは、人生を豊かにしてくれると言えます』
まとめ
まとめ
「血道を上げる」とは、「色恋や趣味・道楽などに分別を失うほど熱中すること」を意味する慣用句です。