「尻尾を振る」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「尻尾を振る」の意味を分かりやすく説明していきます。

「尻尾を振る」とは?意味

「尻尾を振る(しっぽをふる)」とは、権力者に対して気に入られるように振る舞うこと、こびへつらうことを言います。

「尻尾を振る」の概要

「尻尾を振る」の意味の由来は、犬が嬉しい時に尻尾を振るところから来ているようです。

「尻尾を振る」と似た意味を持つ言葉としては、「媚びを売る」、「ゴマをする」、「機嫌を取る」、「顔色をうかがう」、あるいは「おだてる」などが挙げられます。

「尻尾を振る」の言葉の使い方や使われ方

・『彼は出世欲が強く、いつも上司に尻尾を振っている』
・『上司に立てついていた彼も、社長がやってきたとたんに、尻尾を振って態度を変えた』
・『彼は尻尾を振り続けることで、この会社に居続けることができた』
・『彼女は欲深い性格のようで、良い相手を見つけると、すぐに尻尾を振るようだ』

まとめ

犬は嬉しい時に尻尾を振りますが、餌をもらう時も同じです。

もちろん飼い主との愛情の絆があり、その嬉しさもありますが、やはり餌をもらえるのは嬉しいものです。

人間も犬と同じようにもらって嬉しいものがありますし、自分の立場を危うくさせないために、権力のある人に媚びを売ったり、ゴマをすることがあります。

そうすることで、欲しいものが得られたり、自分の居場所を確保できるのであれば、そのような言動をやってしまうかもしれません。