「袂を分かつ」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「袂を分かつ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「袂を分かつ」とは?意味

「袂を分かつ」とは?意味

「袂を分かつ」「たもとをわかつ」と読みます。

意味は「今まで一緒に行動してきた人と別れて関係を断つこと」です。

長い間一緒に行動してきた馴染みの深い人と決別することです。

価値観の違いや目標とすることの違いなど理由は様々ですが、今後は全く別の人生を歩んで行き、二度とよりを戻すことはない時に使われます。

「袂を分かつ」の概要

「袂を分かつ」の概要

「袂を分かつ」「袂」「和服の袖丈に沿って垂れ下がっている部分」という意味で、昔は「手元(たもと)」と表記されていました。

未婚女性が異性に対して愛情を感じた時には袂を振るという風習があり、結婚すると女性の袂は短く仕立て直されました。

結婚することは「親元から離れること」であり、ここから「袂を分かつ」として使われる様になり、「一緒に行動していた人と別れること」という意味になったのです。

「袂を分かつ」の言葉の使い方や使われ方

「袂を分かつ」の言葉の使い方や使われ方

「袂を分かつ」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『学生時代からの親友と袂を分かつことにした』
・『ビジネスパートナーと袂を分かつ』
・『同じ道場で修業してきた門下生と袂を分かつ』

まとめ

まとめ

今回は「袂を分かつ」について紹介しました。

「袂を分かつ」「今まで一緒に行動してきた人と別れて関係を断つこと」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。

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