「しゃくり上げる」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「しゃくり上げる」【しゃくりあげる】の意味や使い方の分かりやすく説明していきます。

「しゃくり上げる」とは?意味

ひっくひっくと声をあげたり、息を飲み込むようにして鳴く人のさまを「しゃくり上げる」【しゃくりあげる】と言います。

このような状態で鳴く理由には、人から理不尽なことで攻められてひどく動揺しているときや、強い口調で叱責されたことで恐怖を覚えているときです。

「しゃくり上げる」の言葉の使い方や使われ方

何度も鼻水をすすり上げたり、泣くを繰り返すとき「しゃくり上げる」ようにしてむせび泣いて見せるさまを表します。

悪いことをしたり、嘘をついたとき母親が強い口調で怒り、恐怖を感じた子供がよく見せる泣き方です。

泣くを通り越して、もはやまともに泣くことさえできないといった状態のとき、ひどく喉を詰まらせるようにしゃくり上げます。

「しゃくり上げる」の例文

・『何度やってもうまく笛が吹けない子供はしゃくり上げて泣いた』
・『親友が息を引き取った瞬間、私は肩を震わせてしゃくり上げる』
・『教師からひどい嫌がらせを受けた友人は、肩を震わせてしゃくり上げていた』

まとめ

本当に心から悲しくて仕方がないときや、理不尽なことで怒られたさいは嗚咽を伴いつつ泣くことで自分の感情をうまく伝えられるでしょう。