「その場を取り繕う」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「その場を取り繕う」の意味を分かりやすく説明していきます。

「その場を取り繕う」とは?意味

聞き手や話し手が当面している場面で、ある事柄を隠そうとうわべを飾るという意味です。

「その」は、現在話題に出ていること、また話題に出ていたことや、聞き手が当面している場面を指す言葉です。

比較的近いものを指します。

「場」は、あることが行われているところの状況、場所という意味です。

「取り繕う」は、具合がよくない事柄などを隠そうとうわべを飾ることです。

「その場を取り繕う」の言葉の使い方や使われ方

この言葉は、話し手や聞き手が当面しているその場面で、不都合なことを隠そうとするさまに使用をします。

会話をしているときに、秘密にしていなければならないことを言いそうになったとします。

秘密の事柄の初めの言葉、たとえば「だ」といってしまったとします。

「だ」だけで言葉をとめたら不自然です。

そこで、「だ」からはじまる別の言葉を何とか言って、その場をごまかすことにしました。

たとえば、「だいぶ暑いね」などです。

こうして、秘密の事柄は隠し通すことができました。

こういった、不都合を隠すことに使用する言葉です。

「その場を取り繕う」の例文

「その場を取り繕う」を使った例文を挙げます。

・『その場を取り繕うことに成功した』

まとめ

不都合なことは隠したくなります。

その場面でうわべを隠すことが、この言葉が意味するものです。