「尾羽打ち枯らす」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「尾羽打ち枯らす」はどんな様子を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「尾羽打ち枯らす」の意味について解説します。

「尾羽打ち枯らす」とは?意味

「尾羽打ち枯らす」とは?意味

「尾羽打ち枯らす」とは、「落ちぶれてみすぼらしくなること」を意味する言葉です。

「尾羽打ち枯らす」の概要

「尾羽打ち枯らす」の概要

「尾羽打ち枯らす」「尾羽」とは鷹を立派に見せている尾羽のことです。

堂々として立派に見える鷹であっても尾羽が傷ついてしまうと途端にみすぼらしくなることに例えて「身なりに気を使えなくなるほど落ちぶれて生活が苦しくなること」「尾羽打ち枯らす」といいます。

転落を意味する表現なので以前は経済的に豊かで身なりもきちんとしていた立派な人が落ちぶれてみすぼらしい様子になっている状況を表す言葉です。

「尾羽打ち枯らす」の言葉の使い方や使われ方

「尾羽打ち枯らす」の言葉の使い方や使われ方

『蓄えを食いつぶして遊び呆けていればやがて尾羽打ち枯らすことになる』
『尾羽打ち枯らした身だが武士としての誇りだけは失いたくない』

「尾羽打ち枯らす」の類語や言いかえ

「尾羽打ち枯らす」の類語や言いかえ

・零落する
「財産を失うなどして落ちぶれるさま」を表す言葉です。

「尾羽打ち枯らす」が主に経済的な苦しさを表しているのに対し、こちらは身分や地位が下がってしまったことを強調しています。

まとめ

まとめ

「尾羽打ち枯らす」は落ちるところまで落ちてしまった苦しい状況を表しています。

やや古めかしく芝居がかった言い回しですが今でも使われている表現なので正しい意味を知っておきましょう。

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