「獅子身中の虫」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「獅子身中の虫」は何を指す言葉なのでしょうか。

今回は、「獅子身中の虫」の意味について解説します。

「獅子身中の虫」とは?意味

「獅子身中の虫」とは?意味

「獅子身中の虫」とは、「組織の中にいながら組織に不利益をもたらす存在」を指す言葉です。

「獅子身中の虫」の概要

「獅子身中の虫」の概要

「獅子身中の虫」とは獅子の体内にいる寄生虫のことです。

獰猛で力の強い獅子であっても体内に入り込んだ寄生虫にはなすすべがありません。

強力な獅子を体内から死に至らしめる寄生虫になぞらえて「組織の内側にあって組織の害になる存在」「獅子身中の虫」といいます。

一般的には組織を衰退に導くような大きな不利益をもたらす存在に対して用いられる表現で、無能な人や裏切り者など組織に恩がありながらも働きを返さず恩を仇で返すような存在に対して用いられる表現です。

悪意をもって組織に不利益をもたらしているとは限らず、能力が低くて足を引っ張っている人や成長の妨げになっている人など本人に悪意がない場合も含みます。

「獅子身中の虫」の言葉の使い方や使われ方

「獅子身中の虫」の言葉の使い方や使われ方

『ライバル社に情報を売り渡す獅子身中の虫を排除する』

まとめ

まとめ

「獅子身中の虫」はやや古めかしく芝居がかった言い回しですが企業や団体など組織に関する話題では今でもよく使われる表現です。

小説やドラマなどフィクションの世界でもよく耳にする言葉なので意味を知っておきましょう。

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