この記事では、「虎口を脱する」の意味を分かりやすく説明していきます。
「虎口を脱する」とは?意味
「虎口を脱する」とは?意味
「虎口を脱する」は「ここうをだっする」と読みます。
意味は「きわめて危険な場所や状態から、やっとのことで逃れること」のたとえです。
命に危険が迫っている様な差し迫った状態や、ビジネスなどであわや大損害をこうむりそうなピンチに陥り、死に物狂いで逃れることを言います。
日常的な問題やピンチではなく、非常に深刻な状態から抜け出す時に使われます。
「虎口を脱する」の概要
「虎口を脱する」の概要
「虎口を脱する」は、「虎に食われそうになったけれども間一髪で逃れること」に由来しています。
「虎口」は、「虎の口」、つまり「虎に食べられること」という意味から転じて「きわめて危険な状態」という意味、「脱する」は「好ましくない状態・境遇などからぬけ出る」という意味です。
「虎の口から逃れること」から転じて「危険な場所や状態から逃れる」という意味で使われています。
「虎口を脱する」の言葉の使い方や使われ方
「虎口を脱する」の言葉の使い方や使われ方
「虎口を脱する」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『銀行から融資を受けられて虎口を脱する』
・『冬山で遭難したが自力で虎口を脱する』
・『海外で強盗に遭ったが運よく虎口を脱する』
まとめ
まとめ
今回は「虎口を脱する」について紹介しました。
「虎口を脱する」は「きわめて危険な場所や状態から、やっとのことで逃れること」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。