「お大事にしてください」とは？ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では、「お大事にしてください」という言葉について説明していきます。

「お大事にしてください」とは?

体調を崩してしまった相手に対して気遣ってかける言葉で、症状が重すぎないときに使われます。

軽度の風邪、転んだ怪我、ICUを使用しない一週間程度の入院の手術成功後などであれば使える言葉と言えるでしょう。

それ以上に重大な症状であれば「養生なさってください」や「静養なさってください」という言葉をかけることが一般的です。

「お大事に」という言葉自体が比較的身内で使われる言葉とされ、家族、同僚、近い上司あたりまでが使える範囲とも言えます。

薬局や病院の受付の人が用事を済ませた患者が去る際に使う言葉としてもポピュラーな言葉です。

本人ではない子供を気遣う際はお大事にしてあげてください、飼っている動物を気遣う場合もお大事にしてあげてくださいという言葉を使います。

厳密に正しい言葉ではないですが、車の故障などにも使えないことはありません。

「お大事にしてください」を使った例文

・『ひきはじめの風邪とは言えお大事にしてください』
・『(薬局の帰り際に)お大事にしてください』
・『退院おめでとうございます、これからもしばらくはお大事にしてください』
などの言葉が挙げられ、見舞いで使われるケースも多くなっています。

そのため発声して使うケースが多いと言えるでしょう。

文章ではメールであれば速達性が高く使いやすいですが、手紙では届くまでの期間などから一定の体調不漁と考えられます。

「お大事にしてください」の言いかえ表現

「お体に気をつけてください」「あまりご無理はなさらないように」等が挙げられますが「お大事にしてください」が圧倒的に使用例が多くなっています。

「お大事にしてください」の類似表現

体を気遣う、無理をしないでほしいという意図があれば類似表現と言えます。

ただし聞いたことのない表現を使うよりはお大事にしてくださいという方が無難でしょう。

より親しい相手では「お大事に」でも通じます。

敬語表現ではなくお大事にしてくださいを強調したような言葉はくれぐれもお大事にしてくださいが挙げられますが、やや注意的なニュアンスがあります。

どうかお大事にという言葉もありますが、さほど強調はされていないとも言えます。

「お大事にしてください」の敬語表現

お大事になさってください お大事になさってくださいませなどが敬語表現と言えます。

お大事にお過ごしくださいも敬語として使えます。

「お大事にしてください」の英語表現

Please take good care of yourselfとなり、お大事にはI hope you get wellとなります。

まとめ

お大事にしてくださいは体調を崩してしまった相手を気遣う言葉で、あまりひどすぎない、快方に向かうことがわかっているものに対して使われる言葉となっています。

病院に通うという段階以前でも使えます。