「御中を痛める」はどのような意味で使われるの慣用句なのでしょうか。
今回は、「御中を痛める」の意味について解説します。
「御中を痛める」とは?意味
「御中を痛める」とは?意味
「御中を痛める」とは、「自分の金銭を支出すること」を意味する言葉です。
「御中を痛める」の概要
「御中を痛める」の概要
本来は母親が陣痛の苦しみに耐えて子供を出産するさまを表す言葉で、耐え難いほどの苦しみとともに産み落とした我が子に対する深い愛情を示す意味で使われます。
慣用句としては「自分の体の中にあるものを痛みがあることを覚悟して外に出す」という点になぞらえて痛みとともに所有物を提出すること、具体的には「自分が蓄えていたお金の中から支払うこと」という意味で使われます。
予算や資金など自分以外が用意したお金の中から支払うのではなく自己負担で物を購入したり費用を支払ったりするさまを表す言葉です。
「御中を痛める」の言葉の使い方や使われ方
「御中を痛める」の言葉の使い方や使われ方
『予算が底をついてしまったので備品を購入するには御中を痛めるよりほかない』
『安易に御中を痛めると予算管理がいい加減になりやすい』
まとめ
まとめ
「御中を痛める」は大切な自分のお金を支払う、という惜しむニュアンスが込められています。
本来は予算など公のお金で支払うべきところを自分のお金で支払うときに用いられる言葉なので使い方に注意してください。