この記事では、「風前の灯火」の意味を分かりやすく説明していきます。
難しいことわざを調べていきましょう。
「風前の灯火」とは?意味
「風前の灯火」とは?意味
風前の灯火は、とても危険なこと。
あと少しで滅びてしまう、ハイリスクな状況をいいます。
灯火はロウソクに燈した炎をいいます。
風前は風のあたる場所なので、ピューピューと吹き荒れる大地に置かれた、一本のロウソクを例えています。
すぐ近くに危険が迫っていること、ひん死の状況をいいます。
「風前の灯火」の言葉の使い方や使われ方
「風前の灯火」の言葉の使い方や使われ方
風前の灯火は、誤用されやすいことわざです。
「空前の灯火」と間違って活用されることもありますが、正しくは「風前の灯火」です。
倒産寸前のビジネス、生産終了となりそうな商品にも使います。
今にも止まりそうな、息絶え絶えの状態をいいます。
「風前の灯火」の例文
「風前の灯火」の例文
「風前の灯火」を使った例文を挙げます。
・『山奥の旅館は、風前の灯火のようだった』
・『盗賊がせまる村は、風前の灯火と化していた』
・『風前の灯火を思わせる、苦しそうな息づかいだった』
まとめ
まとめ
風前の灯火の意味と使い方を学びました。
風前の灯火とは、とても危ないこと。
すぐ近くまで危険が迫っている、見ていられない状況をいいます。
廃れかけた事業、朽ち果てた命にも使います。
覚えておいてください。