「鼻が高い」はどのような意味を持つ慣用句なのでしょうか。
今回は、「鼻が高い」の意味について解説します。
「鼻が高い」とは?意味
「鼻が高い」とは?意味
「鼻が高い」とは、「誇らしい気持ちであること」を意味する慣用句です。
「鼻が高い」の概要
「鼻が高い」の概要
誇らしく得意気な気持ちになると顔が自然に上を向き鼻が高く持ち上がる様子に由来する言葉で、自慢できるものがあり誇らしい気持ちを抱いているときに用いられます。
何事につけても優れた能力を持つ天狗の鼻が高いことに由来するという説もありますが決め手はなくどちらの説も有力とされています。
一般的には他人の功績や手柄を誇らしく感じて自慢したいときに用いられる表現で、自分自身の手で功績を挙げ誇らしい気持ちになった場合はあまり使われません。
他人の功績を自分のもののように感じて誇らしく感じ自慢している様子を表すので、人によっては他人の尻馬に乗って得意気になっている様子に対して悪い印象を抱くこともあります。
「鼻が高い」の言葉の使い方や使われ方
「鼻が高い」の言葉の使い方や使われ方
『母校が甲子園出場を決め、卒業生として鼻が高い』
『コンクールで世界一を獲得し同じ日本人として鼻が高い』
まとめ
まとめ
「鼻が高い」は喜びや称賛の気持ちを込めた表現ですが、使い方によっては傲慢で身勝手なニュアンスになりかねません。
日常でも使われる慣用句なので使い方には注意してください。