「人目を憚る」とはどんな意味の慣用句なのでしょうか。
今回は、「人目を憚る」の意味について解説します。
「人目を憚る」とは?意味
「人目を憚る」とは?意味
「人目を憚る」とは、「知られることを恐れ他人の目を気にして行動すること」を意味する慣用句です。
「人目を憚る」の概要
「人目を憚る」の概要
「人目を憚る」の「人目」は他人の目のことで他人が自分を見ること、つまり事実を知られることを意味します。
「憚る」は「気が引ける」「気後れする」など行動することに対してためらいがある様子を指す言葉なので「人目を憚る」は「人目につくことを気にしながら動くさま」を意味します。
一般的には人前ではできないような後ろ暗いことやみっともないことに対して用いられる表現で、知られるとまずいことを人に隠れてこっそりやるときに使います。
物理的に他人に見られないようにするだけでなく情報が漏洩するなどして人に知られることも避けています。
「人目を憚る」の言葉の使い方や使われ方
「人目を憚る」の言葉の使い方や使われ方
『人目を憚ることなので場所を変えよう』
『犯罪ではないが人目を憚る内容なので大っぴらに見せるわけにはいかない』
まとめ
まとめ
「人目を憚る」ははっきりと悪いことではないもののあまり人に見せたくない時に使う言葉です。
他人に見られたくないことの婉曲的な言い方として使われるので正しい意味を覚えておきましょう。