「品無し」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「品無し」はどんな様子を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「品無し」の意味について解説します。

「品無し」とは?意味

「品無し」とは、「洗練されておらず粗野で卑しいさま」を意味する言葉です。

「品無し」の概要

気品が感じられない様子を表す言葉で、洗練されたところがない下品なさまに対して用いられます。

高貴な場所には相応しくない振る舞いを指す言葉ですが、その他にも「愛想がない」という意味でも使われています。

可愛げがなく笑顔を見せない様子に対して用いられ、普通なら周囲の人間に対して気を遣って振る舞うところであるのに気遣いが見られないことを「品無し」と表現します。

下品だったり愛想がなかったりする様子を見下げて非難するときに用いる言葉です。

「品無し」の言葉の使い方や使われ方

『全くマナーが身に付いていない品無しな態度に皆が眉をひそめた』
『つっけんどんで品無しな対応に一抹の寂しさを感じる』

「品無し」の類語や言いかえ

・下劣
「品性が低く低俗であること」を意味します。

「品無し」よりも強く見下し非難する気持ちが込められています。

まとめ

「品無し」は下品な振る舞いを指す言葉ですが「無愛想」という意味でも使われます。

どちらの意味で使われているのか取り違えないよう注意してください。