「蛙の頬冠り」はどんな様子を表すことわざなのでしょうか。
今回は、「蛙の頬冠り」の意味について解説します。
「蛙の頬冠り」とは?意味
「蛙の頬冠り」とは?意味
「蛙の頬冠り」とは、「目先がきかず先を見通す力がないこと」を意味することわざです。
「蛙の頬冠り」の概要
「蛙の頬冠り」の概要
カエルを頭の上に目がついています。
目が上についていることで人間のように前方だけではなく周囲をぐるりと見回せるので獲物を探したり危険を察知したりするのに便利です。
広い視野を確保できるカエルの目ですが、頭上に位置しているので人間のように手ぬぐいなどで頬かむりしてしまうと目が隠れてしまいものが見えなくなってしまいます。
カエルが頬かむりすると目を塞がれものが見えなくなる様子に例えて「目先がきかずものの見通しが悪いこと」という意味で使われる言葉が「蛙の頬冠り」です。
物理的に目が見えない状態ではなく見ているものから状況を読み取る力がない、つまり機転が利かないことを表しています。
「蛙の頬冠り」の言葉の使い方や使われ方
「蛙の頬冠り」の言葉の使い方や使われ方
『いちいち指示されないと動けないようでは蛙の頬冠りだ』
まとめ
まとめ
「蛙の頬冠り」はあまり聞かない表現ですが意味を知っておかないと全く理解できません。
いつか使うときに備えて正しい意味を知っておきましょう。