「絵に描いた餅」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「絵に描いた餅」の意味を分かりやすく説明していきます。

「絵に描いた餅」とは?意味

「絵に描いた餅」とは?意味

「絵に描いた餅」とは、餅に見えるだけで実際には食べられないことから「いくら素晴らしいものでも、それが実物でなければ役に立たない」という意味を表します。

これは、中国の故事「画餅」(がべい)が語源とされます。

画餅は「地面にいくら上手に餅の絵を描いても食べられないのでは意味がない、名声や栄誉とはそういうものだ」と説くものです。

それが後に、ことわざの「絵に描いた餅」として用いられるようになりました。

「絵に描いた餅」の言葉の使い方や使われ方

「絵に描いた餅」の言葉の使い方や使われ方

「絵に描いた餅」は、読んで字のごとく「それが食べ物でも、絵に描いてあるのだから食べられない」状況を表してます。

「絵」は言い換えると「本物・実物ではないもの」 です。

ことわざの「絵に描いた餅」は食べ物の話題に限らず、あらゆる物事において「実物ではないもの、実体がないものはいくら優れて見えても、使えなければ価値がない」といった意味合いで広く使うことができます。

「絵に描いた餅」の例文

「絵に描いた餅」の例文

「絵に描いた餅」を使った例文を挙げます。

・『美味しそうなグルメ番組を見ても食欲は満たされない、まさにグルメの映像は絵に描いた餅だ』
・『取得した資格は使わなければ、ただの絵に描いた餅になってしまう』

まとめ

まとめ

「絵に描いた餅」は、見た目がいくらリアルでも使えないものならば、あっても意味がないことを表すことわざです。

食べ物に限らず幅広い話題で使うことができます。

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