「併用貸与」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「併用貸与」の意味を分かりやすく説明していきます。

「併用貸与」とは?意味

「併用貸与」は「へいようたいよ」と読みます。

意味は「奨学金で、第一種奨学金と第二種奨学金をあわせて借りること」という意味です。

無利子の「第一種奨学金」を利用して、更に必要な場合に有利子の「第二種奨学金」も同時に利用することを言います。

有利子と言っても非常に利率が低いので、銀行でローンを組むよりはるかに安くなります。

「併用貸与」の概要

「併用貸与」の「併用」は「あるものを他のものとともに用いること」という意味、「貸与」は「返すことを条件として金品の使用を許すこと」という意味です。

第一種奨学金は「優れた学生で、経済的な理由で修学が困難」かつ「評定平均が3. 5以上」という基準があります。

第二種奨学金は「成績が平均水準以上」「特定の分野に優れた資質能力がある」「学修意欲があり、学業を修了できる見込みがある」のうち、いずれか一つに該当すればよいという緩い基準になっています。

「併用貸与」の言葉の使い方や使われ方

「併用貸与」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『併用貸与を利用して4年間しっかりと勉強する』
・『併用貸与するのはいいが卒業してから返済するのが大変だ』
・『基準に満たずに併用貸与が受けられないこともある』

まとめ

今回は「併用貸与」について紹介しました。

「併用貸与」は「奨学金で、第一種奨学金と第二種奨学金をあわせて借りること」、と覚えておきましょう。