「刀を振るう」とは何を意味する慣用句なのでしょうか。
今回は、「刀を振るう」の意味について解説します。
「刀を振るう」とは?意味
「刀を振るう」とは?意味
「刀を振るう」とは、「実力を存分に発揮して活躍する」という意味を持つ慣用句です。
「刀を振るう」の概要
「刀を振るう」の概要
本来は片刃の武器である「刀」を振り回すことを意味する言葉ですが、取り扱いの難しい刀を使うのはある程度の修練が必要であることから「刀を振るう」という言葉が「武芸の腕を活かして活躍する」という意味で使われるようになります。
そこから転じて武芸以外の実力に対しても用いられるようになり「持っている実力を思う存分活かして活躍する」という意味で使われる慣用句になっています。
一般的には「行き詰まっている事態を打開するために力を見せつけるような手段を使って解決する」という意味で使われている表現です。
「刀を振るう」の言葉の使い方や使われ方
「刀を振るう」の言葉の使い方や使われ方
『組織改革のために思う存分刀を振ってもらいたい』
『専門外なので刀を振るう機会がない』
「刀を振るう」の類語や言いかえ
「刀を振るう」の類語や言いかえ
・大鉈を振るう
「邪魔になるものを取り除くために思い切って処置する」という意味で使われる言葉です。
「刀を振るう」が能力を発揮する様子を表すのに対し、こちらはためらいのなさを強調しています。
・腕を振るう
「技術を存分に活かす」という意味の言葉です。
調理や細工など技術的な要素に対して用いる表現です。
まとめ
まとめ
「刀を振るう」は武芸に限らず様々な能力に発揮する様子を表す慣用句です。
主に組織を相手に活躍する場面で用いる表現なので正しい意味を覚えておきましょう。