「Bsオリ姫」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

2021年にパ・リーグを制覇したオリックス・バファローズに関連する言葉として「Bsオリ姫」がありますが何を指しているのでしょうか。

今回は、「Bsオリ姫」の意味と関連用語について解説します。

「Bsオリ姫」とは?意味

「Bsオリ姫」とは?意味

「Bsオリ姫」とは、「オリックス・バファローズを熱心に応援する女性ファン」を意味する言葉です。

「Bsオリ姫」の概要

「Bsオリ姫」の概要

2000年以降のスポーツチーム、特に野球チームの経営では女性ファンの獲得が経営のカギを握るとされています。

2000年頃まで野球ファンといえばサラリーマンや野球少年など男性がほとんどでした。

野球が国民的スポーツだと言われていにき絶頂の昭和時代でも女性の野球ファンは少なく、スター選手の名前や簡単なルールくらい走っていても野球そのものに特に興味はないという女性が大半で、野球場に試合を見に来る観客を見ても女性の占める割合は一割いけばいいほうという時代が長らく続きます。

そんな男性偏重の野球ファン事情が大きく変わったのは2000年に入ってからです。

それまで絶対王者として君臨してきた野球ですがサッカーなど他のスポーツ人気が上がるとともに徐々にファン現象が現実味を帯びてきます。

コレまで当たり前だった地上波の試合中継もどんどん減り、チームの経営も揺らぎかねないところまで追い込まれてしまいます。

そんな危機的状況を変えるきっかけになったのが近鉄バファローズの身売りに伴う球界再編問題です。

一時は10チーム1リーグ制が現実味を帯びて語られていましたがブルーウェーブとの球団合併と楽天イーグルスの新規参入によりひとまず12チーム2リーグ制が存続します。

とりあえずの危機は乗り切ったとはいえ不人気球団だったブルーウェーブとバファローズの合併は簡単ではありません。

ただでさえファンが減りつつある中で不人気球団からどうやって建て直すのか。

新たなファン層開拓として注目されたのが女性の存在です。

バファローズは特に男性ファンが多い球団でしたが合併後は女性や子どもからも人気のある球団を目指して広報活動やキャンペーンが積極的に展開されています。

女性ファンの存在を明確にするために誕生した言葉が「Bsオリ姫」です。

発足当初はほそぼそとしたものでしたがレディースデーやプレゼントキャンペーなど積極的な展開により徐々に「Bsオリ姫」の認知度は上がります。

2021年チームの快進撃により「Bsオリ姫」は急増します。

今では選手目当てに球場に訪れる女性ファンの数はとても多く、オリックス・バファローズ年齢性別を問わず支持されるチームとなっています。

「Bsオリ姫」の言葉の使い方や使われ方

「Bsオリ姫」の言葉の使い方や使われ方

・『今日はBsオリ姫デーなので女性は無料で試合が観られる』
・『Bsオリ姫向けにおしゃれなメニューを開発する』
・『キャンプにはたくさんのBsオリ姫が見学に訪れた』
・『Bsオリ姫が増えたことで球場が明るくなった』

「Bsオリ姫」の類語や言いかえ

「Bsオリ姫」の類語や言いかえ

・カープ女子
「広島カープを応援する女性ファン」を意味する言葉です。

カープの快進撃を支えた存在として注目を集めプロ野球チームに多くの女性ファンがいることを世に知らしめました。

・タカガール
「福岡ソフトバンクホークスを応援する女性ファン」を意味する言葉です。

女性限定のユニフォームを配布するなど球団側もイベントに力を入れています。

まとめ

まとめ

優勝により注目が高まっている「Bsオリ姫」ですが弱い時代から応援していた女性も最近ファンに成った女性も違いはありません。

同じチームを応援する女性ファンとして応援歴などで差別することなく一生懸命応援しましょう。

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