「棒に振る」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「棒に振る」の意味を分かりやすく説明していきます。

「棒に振る」とは?意味

「棒に振る」とは?意味

「棒に振る」「ぼうにふる」と読みます。

意味は、「それまで積み重ねてきたものを台無しにしてしまうこと」です。

今まで努力してきたことや苦労してきたこと、蓄積してきたものが無駄になってしまうことを言います。

地位や名誉、財産や利益などをあっさり手放してしまう様子に使われます。

「棒に振る」の概要

「棒に振る」の概要

「棒に振る」の由来は、江戸時代の「棒手振り」という仕事にあるとされています。

「棒手振り」とは、店舗を持たず、天秤棒(てんびんぼう)の両端に魚や野菜などの商品を吊るして肩に担ぎ。

売り歩く行商人のことです。

商品が完売すると「棒だけを振って帰ること」や、重労働の割に稼ぎが少ないことから転じて「台無しにすること」のたとえとして使われています。

「棒に振る」の言葉の使い方や使われ方

「棒に振る」の言葉の使い方や使われ方

「棒に振る」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『彼女は結婚して今までのキャリアを棒に振った』
・『彼は昇進の話を棒に振って転職した』
・『友達がせっかくのお見合い話を棒に振った』

まとめ

まとめ

今回は「棒に振る」について紹介しました。

「棒に振る」「それまで積み重ねてきたものを台無しにしてしまうこと」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。

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