この記事では、「胸を撫で下ろす」の意味を分かりやすく説明していきます。
「胸を撫で下ろす」とは?意味
「胸を撫で下ろす」とは?意味
「胸を撫で下ろす」の読みは「むねをなでおろす」で、「心配事が解決してほっとすること、安心すること」を意味する慣用句です。
「胸を撫で下ろす」の概要
「胸を撫で下ろす」の概要
「胸を撫で下ろす」における「胸」は「こころや気持ち」を指しており、また「撫で下ろす」には「上から下へ向けて撫でること」の意味の他に「. ひとまず安心する」という意味があり、ここでは後者の意味で使われています。
従って、「胸を撫で下ろす」とは「こころが安堵すること」となり、冒頭の通りの意味となったものです。
類似慣用句には、「肩にのしかかっていた心配事が無くなること」を意味する「肩の荷が降りる」や、「心配事がなくなってほっとした様子」を意味する「愁眉(しゅうび)を開く」などがあります。
「胸を撫で下ろす」の言葉の使い方や使われ方
「胸を撫で下ろす」の言葉の使い方や使われ方
・『東日本大震災時に、東北在住の両親と3日間連絡が取れなかったが、やっと無事であることが分かった時には、本当に胸を撫で下ろした』
・『健康診断で再検査となり、胃カメラ検査を受けました。異常なしと聞いて、胸を撫で下ろしました』
・『高校の入学試験の合格発表で、子供の受験番号があった時には、胸を撫で下ろしました』
まとめ
まとめ
「胸を撫で下ろす」とは、「心配事が解決してほっとすること、安心すること」を意味する慣用句です。