この記事では、「身を固める」の意味を分かりやすく説明していきます。
「身を固める」とは?意味
「身を固める」とは?意味
「身を固める」の読みは「みをかためる」で、「結婚して家庭をもつこと」を意味する慣用句です。
定職に就いていない人に対して、「定職に就くこと」を意味して使われることや、「特殊な衣服を着ること」の意味で使われることもあります。
「身を固める」の概要
「身を固める」の概要
「身を固める」の言葉は、もともとは「身の守りを固くすることや、振舞いを固くつつしむことや、身持をよくすること」の意味で使われていました。
そこから転じて、今日慣用句として使われている、上記の意味になった言葉です。
ちなみに「固める」には、「約束することや、契りを結ぶ」意味があり、「結婚して家庭を持つ」意味と関連して言えば、結婚式で「固めの杯」を交わしますが、これは「夫婦の約束を結ぶ」儀式として行われているもので、「身を固める」に通じる儀式と言えるでしょう。
「身を固める」の言葉の使い方や使われ方
「身を固める」の言葉の使い方や使われ方
・『そろそろ君も身を固めるべきだと思うよ』
・『役者への夢が捨てきれず、アルバイト生活を続ける息子ですが、身を固めて定職に就いて欲しい』
・『本部からの出動要請に応じて、消防服に身を固め、消防車に飛び乗って出動した』
まとめ
まとめ
「身を固める」とは、「結婚して家庭をもつこと」を意味する慣用句です。
他に、「定職に就くこと」や「特殊な衣服を着ること」の意味で使われることもあります。