「どちゃくそ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、若者の間で使われているスラング用語の「どちゃくそ」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「どちゃくそ」とは?意味

「どちゃくそ」とは?意味

誰が見ても「すごい」と思うほど程度がとても大きいことを表すのが「どちゃくそ」です。

目の前にいる人の顔がすごく格好良いなら「どちゃくそイケメンだ」と驚きと感動を表しますし、目の中に入れても痛くないと思うほど愛くるしいペットは「どちゃくそかわいい」と言います。

人やペットだけではなく、疲れているときや腰が痛いとき、筋肉痛であるなど自分の状態が悪いことを大げさに相手へ伝えられる言葉にもなります。

若い人の間ではなんにでも「どちゃくそ」をつけて人を驚かせたり、自慢して気持ちを掴むときにも使われている言葉です。

「どちゃくそ」の概要

「どちゃくそ」の概要

「大きい」「すごい」という意味がある言葉を足したのが「どちゃくそ」であり、10代の女性の間で生まれた言葉です。

かなりすごいとか、とてつもなく大きい、驚くほどすごいものを目にしたり、感じるとき言葉で表します。

2010年頃に掲示板やチャットで見かけるようになったネットスラングである「どちゃくそ」は友達や趣味仲間の間で使われています。

この言葉の元ネタは芸人の三四郎で、小宮さんが使っていた言葉であり、彼のファンが真似していたことで世の中に広まったと言われています。

その後、10代の若い人が掲示板やSNS、LINEなどで仲良しの相手とやり取りするとき、その場を盛り上げたいときに使えば気持ちをつかめるわけです。

「どちゃくそ」の使い方や使われ方

「どちゃくそ」の使い方や使われ方

女子学生の間でよく使われており、「今日はテストでどちゃくそ疲れた」とか「彼氏に振られてどちゃくそ悲しい」というように、自分の状態がとても悪いことを伝えるときに使われています。

どちらかと言えば悪い意味で使われている言葉ですが、ときに「どちゃくそ楽しい」「どちゃくそ買い物するわ」とこれから思い切りやってみたいことを表します。

人と同じように思い切り何かをしたいと思ったときは「私もどちゃくそしてみたい」という気持ちを伝えて、仲良く買い物したり、ゲームセンターで遊ぶわけです。

友達や恋人に対しては「どちゃくそ愛している」ともう抑えきれない感情を伝えて、いかに自分が愛してやまないかを表します。

言葉を使うときに注意するべき点は「私、どちゃくそかわいいでしょ」と自慢するように使わないようにすることです。

「どちゃくそ」を使った例文(使用例)

「どちゃくそ」を使った例文(使用例)

・『真美ってどちゃくそ可愛くて羨ましい』
本当に可愛いと思う友達に対して褒める意味を込めて使います。

・『連日運動会の練習でどちゃくそ疲れるわ』
毎日運動ばかりしている人は体力を奪われ、筋肉痛にもなって困ったという気持ちを表します。

・『あの番組って毎回どちゃくそ面白いから大好き』
ものすごく面白いと思うものに対して「どちゃくそ」と言い、自分がいかに気に入っているかを人に伝えるわけです。

まとめ

まとめ

「すごい」という意味がある「どちゃくそ」は、自分の感情を過大に表現できる言葉ですし、他の人よりもすごいと感じる者だと伝えて、話を共有して楽しむなどいろいろなものを表せる言葉になります。

自分がいかに楽しかったか、悲しかったかなど感情を表したいときにもさりげなく使って、相手に気持ちを伝えてみるといいでしょう。

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