「業が深い」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「業が深い」とはどんな意味の言葉なのでしょうか。

今回は、「業が深い」の意味について解説します。

「業が深い」とは?意味

「業が深い」とは?意味

「業が深い」とは、「背負っている罪がとても深く未だにその報いを受けているさま」を意味する言葉です。

「業が深い」の概要

「業が深い」の概要

「業が深い」「業」とは仏教で使われる用語で「前世で犯した罪により今世で受けている報い」つまり「魂が背負っている罪と罰」を指します。

一般的には本人の意思では逃れようとしてもどうすることもできないようなとても罪深いことを意味する言葉として使われています。

「業が深い」というのは「逃れようのない罪とその報いがとても深く今なお強く影響している」という意味を表す言葉です。

何とかしようと立ち向かっているがどうしても過去の罪による影響から逃れられない様子や心の奥底に刻み込まれた罪の重さに対して「業が深い」という表現が用いられます。

「業が深い」の言葉の使い方や使われ方

「業が深い」の言葉の使い方や使われ方

『あれほど悔いているのに再び薬物に手を出してしまうとは業が深い』
『業が深いのは事実だが見捨てるべきではない』

「業が深い」の類語や言いかえ

「業が深い」の類語や言いかえ

・根深い
「理由や原因が深いところに根ざしていること」を意味します。

容易に改善できないところは「業が深い」と共通しています。

まとめ

まとめ

「業が深い」というのは罪の重さを指摘しているのではなく罪の影響が簡単には消えず今なお響いていることを表します。

誤用しやすい表現なので正しい意味を覚えておきましょう。

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