「哀愁に浸る」とどんな様子に対して使う言葉なのでしょうか。
今回は、「哀愁に浸る」の意味について解説します。
「哀愁に浸る」とは?意味
「哀愁に浸る」とは?意味
「哀愁に浸る」とは、「物悲しく寂しい気持ちでいっぱいになるさま」を意味する言葉です。
「哀愁に浸る」の概要
「哀愁に浸る」の概要
わけもなく悲しい気持ちが生まれ寂しさや切なさなどが複雑に混じり合った沈む気持ちのことを「哀愁」といいます。
大切な人を亡くしたり嫌なことがあったりなどはっきりした原因がないのに言いようのない悲しみに襲われる様子を表す言葉で、何を見ても前向きな気持ちで捉えられずなんとなく悲しく悪い方向へ考えてしまうような沈み込んだ心の在り様に対して使います。
「浸る」というのは物体が液体の中に余すところなく入っている様子を表す言葉ですが、そこから転じて「心の中が特定の感情でいっぱいになる」という意味でも使われます。
「哀愁に浸る」は「言いようのない寂しさで心がいっぱいになるさま」であり深く沈み込み鬱々とした気持ちに対して用いられる表現です。
「哀愁に浸る」の言葉の使い方や使われ方
「哀愁に浸る」の言葉の使い方や使われ方
『この先の苦労に思いを馳せ哀愁に浸る』
『秋になると訳もなく哀愁に浸る機会が増える』
まとめ
まとめ
「哀愁に浸る」は物悲しさに沈んだ気持ちに対して使う表現ですが、単に悲しいだけではなくそこに抱える複雑な思いも含まれています。
微妙なニュアンスの言葉なのでうまく言い表せない、ややこしい気持ちを含めて解釈してください。