「暖簾に腕押し」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「暖簾に腕押し」ということわざはどのような意味なんでしょうか。

今回は、「暖簾に腕押し」の意味について解説します。

「暖簾に腕押し」とは?意味

「暖簾に腕押し」とは?意味

「暖簾に腕押し」とは、「力を入れても手応えがなく全く効果が感じられないさま」を意味する言葉です。

「暖簾に腕押し」の概要

「暖簾に腕押し」の概要

店の入り口に掛けられている暖簾は出て簡単に押しのけられるものです。

ひらひらと揺れているので腕に力を込めて押しても全く手応えがなく、簡単に押せるものの手を離せばすぐに戻ってしまい腕で押した効果は全く残りません。

どんなに力を込めて押してもすぐ元に戻ってしまい全く変化がない様子から「手応えや張り合いがない無駄な努力」という意味で使われることわざです。

「暖簾に腕押し」の言葉の使い方や使われ方

「暖簾に腕押し」の言葉の使い方や使われ方

『何を言っても暖簾に腕押しで態度が変わらない』
『暖簾に腕押しでのらりくらりとかわされてしまう』

「暖簾に腕押し」の類語や言いかえ

「暖簾に腕押し」の類語や言いかえ

・糠に釘
「糠床に釘を打ち込むようになんの抵抗もないが成果も感じられないこと」を意味する言葉です。

「暖簾に腕押し」とほぼ同じ意味で使われます。

まとめ

まとめ

「暖簾に腕押し」は何を言ってもうやむやにされてしまうような手強い相手に対して用いられる表現です。

日常会話でもよく使われることわざなので意味を知っておきましょう。

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