「葛藤を抱える」はどんな様子を表す言葉なのでしょうか。
今回は、「葛藤を抱える」の意味について解説します。
「葛藤を抱える」とは?意味
「葛藤を抱える」とは?意味
「葛藤を抱える」とは、「相反する二つの感情を心の内側に持ち苦悩すること」を意味する言葉です。
「葛藤を抱える」の概要
「葛藤を抱える」の概要
「葛藤を抱える」の「葛藤」とは「すべてを満足させることが不可能な複数の感情に挟まれて思い悩むこと」を意味します。
目の前に選択肢がいくつかありどれか選ばなければならない時にどれを捨てればいいのか決断がつかず深く思い悩む様子を指す表現で、事実としての事柄とそれに対する感情の両方に対して用いられます。
「抱える」は心の内側に表に出すのがはばかられる気持ちを隠し持つことを指す表現です。
「葛藤を抱える」は複数の感情が対立し思い悩む様子を表す言葉で、そのような感情を表に出す事ができずさらに苦しみが増しています。
悩みがある程度継続していたして使う表現ですが、思いの強さだけではなく何らかの結論を出さなければいけないと考える責任感も葛藤による苦悩に拍車をかけています。
「葛藤を抱える」の言葉の使い方や使われ方
「葛藤を抱える」の言葉の使い方や使われ方
『危険な前線に送り込む部下を選ばなければならず司令官は葛藤を抱えている』
『金のために作品を大量生産せざるを得ない現状に葛藤を抱えている』
まとめ
まとめ
「葛藤を抱える」と一口にいっても内容や程度はさまざまです。
日常のちょっとした悩みから人として抱える倫理的な問題までいろいろな物事に使われる表現なので意味を知っておきましょう。